あんしん財団に加入していれば損害賠償リスクに備えられる

今の時代、会社や事業主には予期せぬ賠償リスクが多々あります。お客様にお渡しした製品が原因で、予期せぬ事故が起こってしまった場合。所有している施設の管理上の不備で他社に損害を与えてしまった。このようなときには、法律上の賠償責任を負うことになります。あんしん財団に加入している事業者であれば、このような突発的に発生する大きなリスクの備えとして、総合賠償責任保険に加入することができるそうです。

あんしん財団の総合賠償責任保険に加入することで、事業所に勤務している事業主や役員、そして使用人といった直接事業所で働く人だけではなく、下請負人の方々も補償対象者となるそうです。あんしん財団に加入している事業者が、他の事業者に依頼をして作ったもの、提供したサービスなどについても補償してもらえるということです。

総合賠償責任保険に加入できるのは、あんしん財団に加入している事業所の中でも、製造業、料理飲食業、販売業、理容・美容業に該当する業種の方です。もちろん、あんしん財団に加入している個人事業主の方も、該当する業種の方なら加入できるようです。気になる保険料についても、業種別、年間売上高別に変動するため、事業規模にあった保険料で加入できるようです。

では、実際にどのようなケースで保険金を支払ってもらえるのでしょうか。あんしん財団の総合賠償責任保険では、治療費や休業補償、慰謝料、修理費用といった直接的な損賠賠償の費用や損害の発生や拡大の防止のために支出した費用。訴訟になってしまったときの訴訟費用や弁護士報酬。仲裁や和解などのための調停に関する費用。他人に損害賠償を請求する場合の権利の保存や行使に必要になる手続きに要する費用。損害賠償請求解決を協力するために支出した費用。などがあるそうです。法律上、損賠賠償責任を負ってしまった場合にしっかりと補償を受けられる内容といえます。

個人経営の喫茶店やパン屋、雑貨店などでも、あんしん財団に加入していればしっかりと損賠賠償責任というリスクに備える保険を、低価格で備えられそうです。賠償責任を問われる訴訟なども起こりやすい時代となっていることを考えると、備えが無駄なものとは言えなくなっていますよね。事業所で働く人にとっても、事業所が備えをしておいてくれることで、安心して業務に従事できるというメリットもあります。中小企業だからこそ、備えたい補償の一つではないでしょうか。

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